4/1付で職業欄に書く文字列が大学生からITエンジニアに変わった。
ITエンジニアといってもフロントエンド・バックエンド・インフラ・ネットワーク等々あるが配属が決まってない上に個人的にはどこに配属されてもある程度楽しめる気がするのでここではエンジニアという書き方をする。
大学生時代もバックエンドとかフロントエンドとか丸々触るエンジニアバイトをやってたけどやっぱり本職がエンジニアとなると「おお、遂にか」といった気持ちになる。
ということで文章を書くのは大の苦手だが、せっかく気持ち新たに色々やるので方向性を見失いそうになったときに確認するログとして軽くまとめておこうと思う。
自分にとってのエンジニア
なぜ自分はこの業界に興味を持ってエンジニアになろうと思ったのかを考えてみた。すると多分以下の3つの要因によってこの方向性に至ったんだろうと思う。
- ロックマンエグゼ
- 小さいうちに触ったオンボロPC
- 自分で使う物を作るのが好きだった
1. ロックマンエグゼ
ロックマンエグゼは2001年に発売されたITが急速に発展した近未来が舞台のゲームソフトから続くシリーズ作品群。
小学生低学年ぐらいまでアニメもやっててこれにすごく惹かれたのを覚えてる。作中の至るところに電子情報端末が出てきてそれを操作したりするのだが、多分自分はその姿を見てカッコイイとか思ったのだろう。(おもちゃとか持ってた)
実際、このシリーズのゲームは未だに好きだしカプコンにはぜひSwitchでエグゼコレクション出してほしいと思ってる。
この作品の影響で小さいながらふわっとコンピュータ関連に興味を持ちはじめた。
2.小さいうちに触ったオンボロPC
コンピュータ関連に興味を持った後、自分は小学校のコンピュータクラブに属した。コンピュータクラブといっても当時はコードも書けないのでブラウザでフィルタリングに引っかからない程度のWebサイトにアクセスしたり、インストールされていたRPGツクールやホームページ・ビルダーのサンプルいじる程度のコンピュータとの戯れを楽しんでいた。
そのうち、好き勝手にイジれる自前のPCが欲しくなり親や祖父にねだるようになった。そこで祖父が使ってないのでと言って譲ってくれたマシンが初めての自分専用のPCとなったのである。
記憶が確かなら以下のようなスペックだったと思う(このマシンだったかも)
- Celeron
- RAM 256MB
- HDD 40GB
- Windows XP Home Edition 32bit
もらった当時から動作は重かったがそれでも嬉しかったのを覚えてる。
こいつをいかに快適に使うかがその後の課題だった。とりあえず片っ端から「Windows XP 軽量化」とググった。よく引っかかったのはデフラグツールを使って断片化直すとかメモリダンプを完全ダンプから変更するとか視覚効果を抑えるとかだった。メモリの開放ツールもインストールしたりして「めもりーくりーなー」にはすごくお世話になった。
でも、それだけでは満足できなくておっかなびっくりレジストリ弄ってみたりもした。それでも満足できなくて雑誌の日経LinuxについてたUbuntuのLive CD使ってちゃっかりLinuxデビューもしたりした。(当時は何もわからなかったのですぐに戻した)
この経験はググる力みたいなものをすごく上げてくれたと思ってるし、最初は何もわからなかったけど少しづつRAMとかいろいろな専門用語を覚えていく事ができたので祖父にはすごく感謝している。
3.自分で使う物を作るのが好きだった
自分は昔からよくある枝くっつけてフォトフレーム作ろうとかガラス細工作ろう的な工作教室に参加するのが好きだった。好きではあったのだが如何せん自分は非常に不器用で向いてはなかった。好きなのにうまくできないことほどイライラする事はない。
そんな人間がコンピュータを手にしたらどうなるだろうか。
コードを書き始めるのである。
プログラミングは最高だ。どんなに不器用でもタイピングのミスや速度さえ気にしなければ、普通にモノづくりができるのだから。これに気づいたのは中学1年とかそのあたりだったと思う。
最初はとりあえずWindowsで動くものを作りたくてVB Scriptを触った。いっぱいウィンドウ出すだけのいま考えれば本当にしょうもないプログラムだった。それでも当時はかんたんな命令を書いたら見慣れたウィンドウが思いのままに動くのだから面白かった。
その後とりあえずホームページを作るのがかっこよさそうだったのでHTMLを触ったり、マシンを高校に入ったタイミングで買い換えることができたのでVisualStudioインストールしてVB.NETやC#を触ったりした。
このプログラミングとの出会いで、とりあえずある程度のマシンとネットワーク環境さえあれば何でもできるのではないかという考えになった。
たぶんこれらの3要素によって高校1年ぐらいからエンジニアになるのが夢になったのだろう。
実際に夢のエンジニアになったわけだが
本当にありがたいことに自分をエンジニアとして拾っていただける会社に巡り合うことができて無事夢を叶えることができたわけだ。(大学2年ぐらいまでは結構不安だったりした)
さて、自分は別にフロントエンド・バックエンド・インフラ・モバイル等々の特定の分野に精通しているわけでもなく、やりたいことや作りたいものに合わせて色々触ってきたので冒頭で軽く触れたように技術スタック的に「〇〇エンジニアです!!」みたいなのは今のところない。これは近年の自分の悩みであったわけだが、新卒研修でT型人材という言葉を知った。
これは、
特定の分野のスペシャリストでありつつ一定の広い知見を持った人材のこと
を指すらしい。
これを聞いたときに自分は一点を極めるよりもある程度の分野の中で色々触っているほうが向いているしこれを目指すべきだと思った。
俺も激アツ人材になりたい
— ほみるん (@h0mirun_deux) April 14, 2021
職業がエンジニアになって2週間ほど経つわけだが、夢を達成してしまって次の目標を失っていた自分にとってふわっとしたものではあるが、一応新たな夢ができたのでそれに向かって頑張っていきたいと思う。
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